東徳久地区の広大な土地に“ひまわり”が植えられた風景は、一面に広がる金色の絨毯のように美しい景色を作り出します。 “ひまわり”の栽培には除草剤などは使わず、間引き・中耕(ちゅうこう)・土寄せなど、すべて手作業でおこないます。
ひまわり栽培
Cultivation
- 5月〜6月 種まき
- 20~30㎝の間隔をとりながら種まきをします。
- 6月 中耕(ちゅうこう)
- 微生物の活性を良くするため、畝(うね)と畝の間を耕し、土の中に空気を入れます。除草剤を使用しないため、除草のためにも中耕は大切な作業です。
- 6月 間引き
- 大きなひまわりを咲かせるために、2~4枚葉でている中の一番大きくなっているものを1本残し、あとは手作業で全て間引きします。
- 6月 谷上げ
- 畝(うね)つくり。花の根元にさらに土を寄せることで、排水がよくなり、しっかりと根をはり倒れにくい大きなひまわりに成長します。
- 6月 迷路作り
- 東徳久地区ご自慢のひまわりの迷路をつくります。
私たち東徳久地区農事組合法人が提供したひまわり畑で、地元の上津中学校の生徒と先生で企画運営されています。
- 7月 開花
- 大輪の花を咲かせる。ひまわりが太陽を追いかけていくのはつぼみの間。花が咲くと太陽が昇る東を向いて咲き続けます。
- 7月〜8月頃 ひまわり祭り
- 満開をむかえると、ひまわり祭りが行われます。「テントの直売」が模様されます。「世界のひまわり」先ほど紹介したの上津中学校の生徒と先生がメインテントの前の畑で世界のひまわりを栽培して目を楽しませてくれます。
有名な “ゴッホのひまわり” やキリンのように背の高いひまわりなど色々と楽しいのでぜひ訪れてみてください。
- 8月 収穫
- 早く枯らす農薬などは使わず、自然のまま枯れるのを待つ。刈り取り、種を収穫します。
地域で育てた “ひまわり” は、地元や観光客の人々に人気があります。一大イベントである『ひまわり祭り』では、多い時には1日1万人という人出で賑わうこともあります。こうして多くの方々に楽しんでいただけることが私たちの励みとなります。
今年の夏もさまざまな世代の住民がスタッフとなり地域ぐるみで盛り上げていきます。『ひまわり祭り』にはぜひ足をお運びください。“ひまわり” と共にご来場を心よりお待ち申し上げています。